残業代の未払い分を請求する場合に必要な事とは

近年日本においてブラック企業がクローズアップされており、大きな社会問題としても取り上げられています。

不景気が続く日本においては、労働者の立場はどうしても弱くなってしまう場合が少なくありません。過酷な労働条件で働かざるを得なかったり、残業代が未払いの状態で長い期間働いている人も少なくありません。企業は従業員に対して賃金を支払う義務があり、労働者は法律でもその権利が守られています。

残業代の未払いは企業が労働者に対する義務を怠っている行為であり、民事上においても、あるいは悪質な場合には刑事上の責任も追及することが出来る事になります。円満な方法で残業代の未払いに対して請求できれば問題がありませんが、不当な状況で虐げられてきた場合には、しかるべき場所に出て請求せざるを得ない場合も少なくありません。

その際に必要な事としては、どのような注意点があるのでしょうか。一番大切な事は、証拠を集めていくことです。実際に残業している事実、その労働に対して報酬が支払われていない事実が無いことには、請求をしようとしても難しくなります。また、証拠集めを行う場合に、企業側に気付かれてしまうと残念ながらその証拠を隠蔽される恐れもあります。

証拠集めは出来るだけ分からないように少しずつ行う事も大切です。まずは入職した時に企業と労働者で交わされている雇用契約書などや就業規則などは必ずコピーなどで手元に保管しておくことです。給与の計算方法や各種手当て、残業に関する支払い、就業時間や時間外労働、休日などの取り決めについて等が明記されている大切な証拠になります。

また、実際に働いた時間を立証して残業した事実を証拠として残す事も大切なポイントです。タイムカードや勤怠管理記録、日報など、会社ではさまざまな方法で労働者の労働時間を把握しています。これらのツールを証拠としてコピーなどで集めておくことです。

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